雪の脅威
こんばんは、七海です。最近しちみとしての活動がメインになってきているので、しちみですと打ちそうになります。
ついでに言うと、ここ何ヶ月か全然時間がなくて、おつまみ更新とサイトの更新情報と年末年始の挨拶しか記事を書いていない気がしました。
が、そんななかでも今日は、どうしても記事が書きたかった。
なぜかって?
雪がすごかったからさ!!
実際何センチ積もったか知ったこっちゃないですが、とにかくすごかったです。
今朝。おそらく6時20分ごろに起床。いつもはもう少し早く起きるんですがね。
そしてのろのろと身支度を整え、7時前くらいに、新聞を取りにいこうと外に出ました。そうしたらもう、マンションから見える地上の景色がまっしろで、思わず声が出ました。
事業所に行くかどうか本気で迷ったんですが、電車の運行状況を見て決めようということに。風にあおられ口の中に入ってくる雪を強引にのみこみながら駅へ。
悲しいかな、私の使う路線は通常運行。なので、とりあえずいくだけ行ってみました。
後悔しました。
電車に乗って、駅まで行って、バスに飛び乗ったまではまだよかった。
だがその先がまずかった。
雪に足がはまって、身動きがとれなくなりそうになりました。まさかの市街地で遭難、なんていう、歴史に残りそうな事態になるところでした。
「後に私は、己の選択を後悔することになる。」というフレーズが頭をよぎるモノカキ。なんとか、見知らぬマダムと事業所の職員さんに救助され、一応行くべきところには着きました。
ありがとうございます、見知らぬマダム。
ただ、一つだけ言わせていただくと、私はもう学生ではないのですよ。
結局、あまりにも天候が酷いということで、事業所を通所利用している人は、早めに送迎車で帰ることに。
私は駅まで送ってもらいました。
雪はそんなこんなしている間にも降り積もり続けていたようで、電車のダイヤが乱れまくっていました。もはや、時刻表などあってないようなもの。たまたま足止めを食らっていた下りの列車に飛び乗り、家の近くの駅まで戻りました。
そこからまた雪中行軍。合計で、二時間半かけて家に戻りました。でもまあ、こうして数字にしてみるといつも通りか……?
駅から家に着くまでの間に、計五、六回は転びましたが、幼少期から現在にいたるまで、転び続けてきた私にとっては、アクシデントのうちにも入りません!(え
まあ、平穏といっていいレベルでしょう。
本当は写真とか載せたかったんですが、生き残るのに必死で、写真を撮っている余裕はありませんでした。
家に帰ってパソコン開いてみたら大雪警報出てたから笑えない。
で、帰宅したら帰宅したで、母に冷めた声で「行かなくてもよかったんじゃない?」と言われました。ほんとにな!
今後もずんずん積もる♪らしいので、明日は休みたいなとか、ちらっと思っています。
というか、休んでいいよね……?
休まないと私の命が危険だよね……!?
というのは冗談ですが、明日の様子を見てから決めようかなと思っています。
人生初と言っていい過酷な経験だったので、記録しておきました。
ご来訪ありがとうございます。
今月中には『AZURE』更新したいです。え? あと一週間しかないって?
ついでに言うと、ここ何ヶ月か全然時間がなくて、おつまみ更新とサイトの更新情報と年末年始の挨拶しか記事を書いていない気がしました。
が、そんななかでも今日は、どうしても記事が書きたかった。
なぜかって?
雪がすごかったからさ!!
実際何センチ積もったか知ったこっちゃないですが、とにかくすごかったです。
今朝。おそらく6時20分ごろに起床。いつもはもう少し早く起きるんですがね。
そしてのろのろと身支度を整え、7時前くらいに、新聞を取りにいこうと外に出ました。そうしたらもう、マンションから見える地上の景色がまっしろで、思わず声が出ました。
事業所に行くかどうか本気で迷ったんですが、電車の運行状況を見て決めようということに。風にあおられ口の中に入ってくる雪を強引にのみこみながら駅へ。
悲しいかな、私の使う路線は通常運行。なので、とりあえずいくだけ行ってみました。
後悔しました。
電車に乗って、駅まで行って、バスに飛び乗ったまではまだよかった。
だがその先がまずかった。
雪に足がはまって、身動きがとれなくなりそうになりました。まさかの市街地で遭難、なんていう、歴史に残りそうな事態になるところでした。
「後に私は、己の選択を後悔することになる。」というフレーズが頭をよぎるモノカキ。なんとか、見知らぬマダムと事業所の職員さんに救助され、一応行くべきところには着きました。
ありがとうございます、見知らぬマダム。
ただ、一つだけ言わせていただくと、私はもう学生ではないのですよ。
結局、あまりにも天候が酷いということで、事業所を通所利用している人は、早めに送迎車で帰ることに。
私は駅まで送ってもらいました。
雪はそんなこんなしている間にも降り積もり続けていたようで、電車のダイヤが乱れまくっていました。もはや、時刻表などあってないようなもの。たまたま足止めを食らっていた下りの列車に飛び乗り、家の近くの駅まで戻りました。
そこからまた雪中行軍。合計で、二時間半かけて家に戻りました。でもまあ、こうして数字にしてみるといつも通りか……?
駅から家に着くまでの間に、計五、六回は転びましたが、幼少期から現在にいたるまで、転び続けてきた私にとっては、アクシデントのうちにも入りません!(え
まあ、平穏といっていいレベルでしょう。
本当は写真とか載せたかったんですが、生き残るのに必死で、写真を撮っている余裕はありませんでした。
家に帰ってパソコン開いてみたら大雪警報出てたから笑えない。
で、帰宅したら帰宅したで、母に冷めた声で「行かなくてもよかったんじゃない?」と言われました。ほんとにな!
今後もずんずん積もる♪らしいので、明日は休みたいなとか、ちらっと思っています。
というか、休んでいいよね……?
休まないと私の命が危険だよね……!?
というのは冗談ですが、明日の様子を見てから決めようかなと思っています。
人生初と言っていい過酷な経験だったので、記録しておきました。
ご来訪ありがとうございます。
今月中には『AZURE』更新したいです。え? あと一週間しかないって?
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KOLおつまみ更新5
だから彼らは、お互いの顔を知ることなく生きてきたのだ。――今日この日に、道が交わるまでは。
「先代様は」
少年の、ささやきのような声を聞き、美雪ははっとした。彼をじっと見つめながら物思いにふけっていた自分を恥じつつ、言葉の続きを待つ。
「ジェラルド様は、美雪様のことを楽しそうに話しておられました。私があの方とお会いしたのも、ほんの数回のことですが……」
ノエルは、ゆっくりと語る。困ったように微笑みながら。
「その数回の間にも、何度も、何度もお聞かせくださったのですよ。美雪様や『仲間たち』の話を。ですから、その、あなたにもいずれお会いしたいと思っていました」
お目にかかれて光栄です。
そう言ってノエルは頭を下げた。その姿が、遠い誰かに重なったような気がして美雪は目を瞬く。だが、すぐにその思いを胸にしまいこんだ。ごまかすように、子どもっぽく笑って両手を振る。
「やだなあ。そんなにかしこまらないでちょうだい。私、もう一般人だし」
「そうは言いましても。今度は光貴さんと晴香さんのこともあります」
「……あの子たちの話を出されると、痛いわね」
鋭い指摘に、美雪は肩をすくめる。それから、ノエルに改めて向き直った。
「ありがとうね、ノエル君。うちの子たちが、ずいぶんと世話になった」
「そんな!」
神妙に美雪がお礼を述べると、今度はノエルが慌てた。勢いのまま、腰をおろしていた寝台から立ちあがっている。
「迷惑をかけたのは、僕の方です。――こんなことを口に出すと、お二人から怒られるので、今はあまり言わないんですが……。
正直、今でも思うんです。晴香さんを巻き込んだのは僕だ、と。僕が彼女を見つけなければ、彼女は今も、クリスタの城下町で普通に暮らしていたのではないか、と、そんなふうに」
緑の瞳が罪悪感に揺らぐ。遠い、遠い始まりの日に、置き去りにしてきたはずの、痛みがうずく。
街の片隅の飲食店で少女に出会った瞬間、ノエルは歓喜した。陛下のお役に立てる、恩返しができる、国を盤石にできる。そんなふうに。だが、思ってひっぱりこんできた少女は、力も罪咎(つみとが)も自覚もない、けれどそれゆえに、どこまでも優しく温かな、ふつうの女の子だった。彼女を見て、ノエルははじめて、自分の力と役目の重さを知った。
騒動に翻弄され続ける彼女の、強くなってゆく後ろ姿を追いながら、少年は考える。役目を果たした、果たしてしまった自分に、できることは残されているだろうか、と。
「ちょっと、ちょっと。そんな顔しないでよ」
笑いとともに声がふる。はっとしている少年の前で、美雪は明るく笑っていた。
「その件は、あの子をほったらかしにしてしまった私にも、責任があるし。君に会えたから、娘は強くなれたんじゃないかなと思って」
ノエルが目をみはった。美雪の瞳が悲しげに微笑む。
あの頃の親子は、長男の失踪の悲しみを背負って立ったままだった。自分のことと毎日のことに没頭しようとして必死になっても、それにはどこか、空虚な痛みが伴った。
「それに、ほら。君たちが動かなかったら、晴香と光貴は会えないままだった可能性もある。君たちが引きとめてくれたようなもんよ。――壊れかけた、北原家をね」
「美雪様……」
「だからやっぱり、お礼を言わせて。ありがとう。『預言者』――ノエル・セネット君」
二人の視線と思いが、静かな部屋で交差する。
世界に翻弄され、茨の道へ踏みこむ少年少女。彼らを想う人々が進む道もまた、厳しさがともなうものだろう。
それでも。
それでも、未来をつくる手伝いができるなら。
大切な人の遺志を継ぎ、今を守ってゆけるなら。
そんなふうに、思うのだ。
「先代様は」
少年の、ささやきのような声を聞き、美雪ははっとした。彼をじっと見つめながら物思いにふけっていた自分を恥じつつ、言葉の続きを待つ。
「ジェラルド様は、美雪様のことを楽しそうに話しておられました。私があの方とお会いしたのも、ほんの数回のことですが……」
ノエルは、ゆっくりと語る。困ったように微笑みながら。
「その数回の間にも、何度も、何度もお聞かせくださったのですよ。美雪様や『仲間たち』の話を。ですから、その、あなたにもいずれお会いしたいと思っていました」
お目にかかれて光栄です。
そう言ってノエルは頭を下げた。その姿が、遠い誰かに重なったような気がして美雪は目を瞬く。だが、すぐにその思いを胸にしまいこんだ。ごまかすように、子どもっぽく笑って両手を振る。
「やだなあ。そんなにかしこまらないでちょうだい。私、もう一般人だし」
「そうは言いましても。今度は光貴さんと晴香さんのこともあります」
「……あの子たちの話を出されると、痛いわね」
鋭い指摘に、美雪は肩をすくめる。それから、ノエルに改めて向き直った。
「ありがとうね、ノエル君。うちの子たちが、ずいぶんと世話になった」
「そんな!」
神妙に美雪がお礼を述べると、今度はノエルが慌てた。勢いのまま、腰をおろしていた寝台から立ちあがっている。
「迷惑をかけたのは、僕の方です。――こんなことを口に出すと、お二人から怒られるので、今はあまり言わないんですが……。
正直、今でも思うんです。晴香さんを巻き込んだのは僕だ、と。僕が彼女を見つけなければ、彼女は今も、クリスタの城下町で普通に暮らしていたのではないか、と、そんなふうに」
緑の瞳が罪悪感に揺らぐ。遠い、遠い始まりの日に、置き去りにしてきたはずの、痛みがうずく。
街の片隅の飲食店で少女に出会った瞬間、ノエルは歓喜した。陛下のお役に立てる、恩返しができる、国を盤石にできる。そんなふうに。だが、思ってひっぱりこんできた少女は、力も罪咎(つみとが)も自覚もない、けれどそれゆえに、どこまでも優しく温かな、ふつうの女の子だった。彼女を見て、ノエルははじめて、自分の力と役目の重さを知った。
騒動に翻弄され続ける彼女の、強くなってゆく後ろ姿を追いながら、少年は考える。役目を果たした、果たしてしまった自分に、できることは残されているだろうか、と。
「ちょっと、ちょっと。そんな顔しないでよ」
笑いとともに声がふる。はっとしている少年の前で、美雪は明るく笑っていた。
「その件は、あの子をほったらかしにしてしまった私にも、責任があるし。君に会えたから、娘は強くなれたんじゃないかなと思って」
ノエルが目をみはった。美雪の瞳が悲しげに微笑む。
あの頃の親子は、長男の失踪の悲しみを背負って立ったままだった。自分のことと毎日のことに没頭しようとして必死になっても、それにはどこか、空虚な痛みが伴った。
「それに、ほら。君たちが動かなかったら、晴香と光貴は会えないままだった可能性もある。君たちが引きとめてくれたようなもんよ。――壊れかけた、北原家をね」
「美雪様……」
「だからやっぱり、お礼を言わせて。ありがとう。『預言者』――ノエル・セネット君」
二人の視線と思いが、静かな部屋で交差する。
世界に翻弄され、茨の道へ踏みこむ少年少女。彼らを想う人々が進む道もまた、厳しさがともなうものだろう。
それでも。
それでも、未来をつくる手伝いができるなら。
大切な人の遺志を継ぎ、今を守ってゆけるなら。
そんなふうに、思うのだ。
謹賀新年2017
鶏じゃないけどとり。
AZURE4話で出るとか言って、実際描いてみたら出番がなかったおかしいな。5話のどこかにちらっと出る予定です。
おはようございます。
そして明けましておめでとうございます。七海です。でもって、しちみです。
今年も変わらずよろしくお願いします。
今年の抱負は、進路に決着をつけることと、体幹トレーニングを毎日やること。です。
創作の方の目標は、AZUREの4話を終わらせて、できれば5話も終わらせて――
『風語り』を完結させること、です。今年はこっちの方が大きい。
毎日数行ずつ書いてはいるので、進んでます。一応。これでも。
というわけで、がんばるぞ! おー!
あと、カクヨムさんでの活動も精力的にしていきますので、よろしくです。
去年はコンテストにとらわれがちなところがあったので、今日から改めて、「人に読ませる、自分が楽しむ」ための物語作りを強く意識していきたいと思います。
ご来訪、ありがとうございます。今日を入れたらあと3日休みだぜ……!
拍手もありがとうございます。
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